∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞
現地報告~旭川編~【宇多代表】
∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞
2022(令和4)年7月24日
NOLIMIT旭川「活動報告会2022」
があり、参加してきましたので報告します。
【目的】
7月4日にZOOM開催した「北海道つながるミーティング」 にて、
道内で活動している団体の一つとしてリレープレゼンされた「NOLIMIT旭川」。
改めて報告会で活動をお聞きするため参加してきました♪
【報告】
★「NOLIMIT旭川」の活動歴★
・2020年12月1日から
・様々な事情で居場所のない若い女性(18歳~29歳)の手助けをしている任意団体
・アウトリーチ事業、居場所事業、相談事業
・「出張のーりみ」「のーりみチャット」「物資の配布」などの活動。
★活動内容★
・代表のyukiさんご自身が、いろいろなことを体験しその生きづらさを知っているからこそ必要とするものが分かる。
・サポートが必要とする女性がいるからサポートする。
・レンタルスペースは皆でご飯を食べたり、一人でのんびりと過ごしたりの場。
・必要とする物資配布
・数日から数か月利用できるセカンドハウスの提供(一時避難・保護)
・相談対応(一年半で対面・オンラインを合わせて約250人からの相談を受ける)
結果、行政では出来ない隙間に気づき、行政が出来ないサポートを代行。
居場所のない女性を見つけ、相談できる関係を作ろうとアウトリーチ型の取り組み。
支援物資は、皆に配ってその中で困っている人に届ける。
(⇒普通に受け取れる世の中にしたいもの)
・この日、「Set Up ASAHIKAWA」の活動報告もあった。
「Set Up ASAHIKAWA」 ★活動内容★
「生理の貧困」は話題になり、2021年12月~市内商業施設に生理用品の設置開始。
使用する生理用品は全て寄附品、週に一度ボランティアさんと補充
「誰もが無料で使える生理用品」
実績は約7か月で1万個、週一の補充で毎回ほぼ空っぽ
【感想】
まだ若いyukiさんが体験した辛さがあるから、助けを求める若い女性に向き合える。
言葉からも行政がやらない、やれないから行動に移っている、ほっておけれないというのが伝わる。
支援対象18~29歳は見過ごしてしまう、支援策が薄い年齢かと実感。
セカンドハウスの居場所、逃げれる居場所、自分の身を置ける居場所。
とかくわがまま?贅沢?と捉えられるかもしれないが、縛りのない心休まる場は必要。
市民が必要とするもの、声に出来ない困難さにいち早く気づき、支援に繋げる活動・行動力は凄いと思いました。
生理用品を補充する男性が紹介され学生もいましたが、彼らは、生理の貧困状況を知り何をすべきなのかを考え、実行している。
思いを共有する素晴らしいな仲間たち、いい表情をしていました。
二つの活動を聞いて、人のことだけど、自分事と捉えている。
補充活動をしている高校2年の男子が「生理の貧困」は社会で考えるべき!と発言。
なんて素敵な環境にいるのだろう、きっと人にやさしい大人になるだろうと思いました。
人を育てることは、大人が何をしているか!何を見せているか!だと思わせてもらった時間でした。 以上、現地報告~旭川編~でした。