(株)うつくしろ~釧路訪問編~
- ネットワーク北海道
- 2022年11月6日
- 読了時間: 3分

∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞ 現地報告~釧路編~【宇多代表】 ∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞*☆*∞ 10月22日(土)、㈱うつくしろ 代表取締役 相座 聖美氏 にお会いするため、 宇多代表と佐々木事務局長が釧路に出向き意見交換をしてきました!
【目 的】
7月4日にZOOM開催した「北海道つながるミーティング」
道内で活動している団体の一つとしてリレープレゼンされた(株)うつくしろ。
改めてお会いして拠点視察と意見交換をしてきました。
【報 告】
◎活動歴:
うつくしろ とは
う…WOMAN
つ(く)…つくる
くしろ…釧路
女性がつくる"美しい"釧路という意味がある。
若者就労支援、女性活動団体、キャリアーコンサルタント、セミナー講師、イベント企画運営
「自分たちが住む町は自分たちでつくる」
主体的な女性を増やすため、シェアオフィス・コワーキングの運営や、セミナー・イベント等の企画運営を行っている。
★活動内容★
・会社じゃないけど、ひとりでもない場所
「くしろフィス」(くしろ駅前のプライベート&シェアオフィス)経営
コワーキング、シェアオフィス、セミナーブース
・昨年度の「つながりサポート事業」帯広・音更・釧路・十勝、4か所を拠点として取り組む実績あり。
・生活困窮者支援・子ども食堂、月1回開催
・若者サポートステーション
【所 見】
・株式会社にされたのは、「自分でやる!」を伝えたくて、と話される。
いかに関係機関との連携が難しいのかを感じる。
・周りとの価値観の違い
SNSでやるなと言われたり、未だに子ども食堂は貧困世帯が行くと思われている。
事業を進めるにも壁が厚いと感じる。
・相談から見えること
女性の低賃金が一生それで良いのか?など疑問を持たない
この事で「起業」をアドバイスする
働く環境、意識を変えたい、伝えたい。(相談者は初めて聞くことになる)
⇒ 知らない環境が根付いている⁈(女性自身の働き方を見つめる必要)
・若者サポート支援から見えること
ひきこもりに対して、どんな大人が関わるのか
親も学校も、悩みがいっぱい。だから、やる、寄り添う。
相談で話をしに来た母親に寄り添い、そこから見える子どもの姿、必要な支援に繋ぐ。
★相座代表の思い★
活動し7年目となる
先に記したが、(株)にしたのは、女性起業支援事業として進むため。
会社の収入としては、シェアオフィスくしろフィス利用料と社長の請負事業、市からの受託事業(若者サポートステーション・生活困窮者支援等)等で、決して活動するためには十分でないが、女性がシングル等で働く時、頑張る姿を見る中で、その親子を支援したいと語る。
【感 想】
視察中も利用者が来られていました。
駅に近く、大切な時間を過ごす。さらに小さな空間でもシェアオフィスとして成り立っている。また、スタッフもとても感じがよく、何気ない話の中でも利用者は満足されているのかと思う。
代表自身が、3人の娘を育てられるシングルマザー。
その間、子育てしながら仕事をする大変さや、子育て支援に対しての歯がゆさや悔しさがあったと思う。
お話の中で、子どもに発達障害などがあると働きづらくなる、そういう親子を支援したいとおっしゃいました。
本来、子どもが成長するうえで、個々の特性や支援が必要な時は、行政がその親子・世帯を支援に結び付けていかなければならないし、支援を受ける権利はあるはず。
行政が出来ない隙間を埋め、苦しむ親子の発すことのできない声を受け取り、寄り添い支える。
このような事業をしてくださる方々にこそ、必要とする関係性を持てほしいものです。
これからも、相座代表がご自身のお力を発揮され、多くの女性が輝くことを期待しています。 以上、現地報告~釧路編~でした。
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